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任意の形状に対しての放射照度表示が可能

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23 Jul 2019

FREDバ ー ジ ョ ン18.61ソフトウエアリリース

Photon Engineering社は、FREDの機能を拡張して、使⽤⽤途がますます厳 しくなるお客様のアプリケーション設計に於いて、当社 の光学エンジニアリングソフトウェアが対応できるように常に努⼒しております。

データコレクタ⾯機能の追加

新たに、アナリシス・サーフェスおよびディテクター・エンティティでサポートされる分析グリッド形状を補間する機能が追加されました。すなわち、ファセットサーフェスコンストラクト(拡張子「.OBJ」または「.STL」形式)を使用するジオメトリについて、サーフェスを構成する各三角形に対して、レイトレース中にデータを動的に収集できるようになりました。これにより、入射(または吸収)放射照度、パワー、光線密度、光線数について、任意のジオメトリ形状に対しての分析、表示が可能となりました。

Data Collector


偏光回折効率機能の追加

回折格子の効率の計算に関する、フル・エフィシェンシー・テーブルの設定の仕様が拡張され、SPクロスカップリング によるS偏光状態とP偏光状態の 電⼒効率と位相効率が計算できるようになりました。

Polarization Grating


オプティマイザの改善

最適化中に個々の収差情報の出⼒ウィンドウへ の報告を有効にする「変数」オプションが、 最適化定義/編集ダイアログの出⼒/結果タブに追加 されました。また、最適化前後の変数値のレポートを有効 にする「最適化定義/編集」ダイアログの「出⼒/ 結果」タブに「前後⽐較」オプションが追加 されました。新しい「固有の」収差値も確認できます。これは、「メリット関数の収差」タブで ユーザーが定義した収差値に直接マッピング されます。また、⽅向解析エンティティが、最適化収差の 定義に使⽤できるようになりました。

GPUsを用いて計算改善

表⾯⼊射/吸収電⼒解析 は現在「FREDmpc」で対応しています。リアルタイム GPUレイトレーシングを使⽤ して3Dビューでシステム モデルをレンダリングする 新しい3Dビューレンダリング モードが追加されました。

機能およびバグ修正の完全なリストについては、 FREDの[ヘルプ]メニューから⼊⼿できる、開発者向け リリースノートを参照してください。

FREDの最新版をダウンロードするには、こちらのサイトにアクセスしてください 

注意:USBハードウェアキー⽤のSafeNetドライバを正しくセットアップするために、FRED 18.61の インストール後にコンピュータの再起動が必要になる場合があります。インストールに関して質問がある場合、または問題が発⽣した場合は、03-5530-9022にお電話をいただくか、 お問い合わせください。

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